題名のない文章たち

日記のような、そうでないような、そんなただの文章のあつまり

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

成長

家に常備してあったインスタントのカフェラテを久しぶりに飲んだ。甘すぎて飲めたものじゃなかった。コンビニの100円のコーヒーにミルクとガムシロップを一つづつ。今の私にはこれでちょうどいい。一口目は甘く。でも甘すぎず。それがちょうどいい。ココアも…

遺伝

朝起きて鏡を見て、気がついた。いつの間にか輪郭が母親そっくりになっている。私は母と父の顔のパーツをばらばらにして組み合わせたような顔をしている。妹は美人な母にそっくりで、弟は輪郭は父似ではあるがこちらもやはり母に似ている。似ていない3姉弟だ…

不調と回復

私はおそらくとてもめんどくさい感覚を持って生きている。なんで私はここにいて、息をしているのか。なぜ皆そのことを疑問に思わないのか。私とはなんなのか。そもそも「私」という言葉すら私には馴染まない。周りの人間の持つ空気と私の周りにある空気がどう…

願望

きれいな文章が書きたい。きれいな言葉で語りたい。流れるように、届いた人の心にそっと入り込むような、そんな文章が書きたい。あれは高校生のときだったか。意識せずに送ったメールの文章が、川上弘美のようだと言われたことがある。とても素敵な文だった…

安心

私はどうしても相手を困らせていると感じると謝ってしまう癖がある。 それこそ何度も何度も。 謝らなくていい。もう許している。そもそも謝らなければいけないことを君はしていない。 何度そう言われてもなぜだか安心出来ないのだ。 私はどうしても相手に呆…

開け忘れた鍵

今週のお題「ゾクッとする話」 中学生のとき、中学生には当たり前のことかもしれないが学校には出る。という噂がたたあった。特に音楽室。 私は吹奏楽部だったし、吹奏楽部は学校内で一番練習の多い部活だったから毎朝誰もいない頃に音楽室に入り、放課後は…

奏でる

吹奏楽が好きだ。中学生になったとき、迷わず吹奏楽部に入った。そこで合奏とはどんなに素晴らしいものなのかを、耳で、体で、肌で知った。音楽を奏でるとはなんなのか。それは私には分からない。でも、一つ言えることは、吹奏楽においては、一人では絶対に…

感情

学校帰り、生まれて初めて自転車同士でぶつかってしまった。私を追い越そうとする自転車に気がつかず私が右折したことで前輪同士がぶつかったのだ。後ろから聞こえる危ないという声が私に向けて発せられていたものだということに、ぶつかってから気がついた…

ご挨拶

はじめまして。natsumikan5と申します。夏蜜柑と名乗ろうと思います。ここでは私が日々感じた何かを思いついた時に思いついたまま流れるように書き記すところとしたいと思います。もし余裕もあれば本をたくさん読むのでその感想やらも記録できたらいいなと思…