題名のない文章たち

日記のような、そうでないような、そんなただの文章のあつまり

ポジティブシンキング

私はにはまだまだ知らないことが多い。
英語を専門とした学生であるにも関わらず、ちょっとした英単語の意味が分からなかったりする。大学受験で出てくるような構文もよく見落として、勝手に自分の都合よく文章を解釈していることもある。
もともと人と喋ることが苦手だから、英会話の上達も亀の歩くような速度でしか進んでない。(これは自分で話しに行かないせいだと分かっているけれど)

ちょっと前までは、できないこと分からないもの知らないものにぶつかるとすぐに落ち込んでいた。私はこんなにもできない奴なのかと。できないのに、何もしないダメなヤツだと。

ただ、少し考え方を変えることにしてみた。
落ち込むのはいい。いつものこと。これは多分変えられない。できない自分を嫌うことも、できないのに何もしない自分を嫌うことも、そのままでいいことにして、自己嫌悪が一通り終わったら「一つ賢くなった」と考える。ただこれだけ。

何か間違えて恥ずかしくて落ち込んでも、少し時間が経ったら、私に一つ賢くなったよと言ってあげる。

何故だか間違えることが怖くて、自分に自信が全くない。これをずっと直したくて早四年。ましになったという程度でしか直っていないが、間違いを正してもらうことで「一つ賢くなった」と言い聞かせることはいくらか怖い気持ちを癒してくれるように感じられる。

まだそういう風に、感じられているうちはできるだけ自分に言い聞かせてあげようと思う。「一つ賢くなった」と言い聞かせることが間違いだったとしたら、それに気がついたそのときに、これでまた一つ賢くなったねと自分を笑ってやろうと思う。