題名のない文章たち

日記のような、そうでないような、そんなただの文章のあつまり

願望

きれいな文章が書きたい。
きれいな言葉で語りたい。

流れるように、届いた人の心にそっと入り込むような、そんな文章が書きたい。

あれは高校生のときだったか。
意識せずに送ったメールの文章が、川上弘美のようだと言われたことがある。
とても素敵な文だったと。

今私が語る物は、少しでも彼女に近づいているのだろうか。彼女と同じようになりたいということではない。彼女のように自分の言葉で語れるようになりたいと思う。

今、私が語るこの言葉たちは私にしか語れない物になっているのだろうか。
私には分からない。